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変わらぬ味を守るために、全力で向き合う。その時、この仕事が天職だと感じます。
江戸時代から続く、弁松の変わらぬ「味」という名のたすき。
それを次世代につなぐために、皆で力を合わせて努力しています。
■8代目当主 樋口純一プロフィール
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1971年12月22日生まれ。
1997年6月より、弁松8代目当主に就任。

■味へのこだわり
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私たち弁松のお料理の味付けは、
たまに「調味料の量を間違えたんじゃないの?」と
冗談交じりに言われるほど、甘辛の濃ゆい味付けです。

これは創業当時から変わらない、
よそでは真似のできない味付けです。
なぜこういった味付けになったかという理由については、
・日持ちをさせるため
・魚河岸で働く労働者のために、カロリーを高くするため
・砂糖が高価だった時代の、江戸っ子の見栄
など諸説があります。

こうした味付けで作られた数々のおかずには、
古くからご愛顧いただいているお客様も多く、
中でも「たこの桜煮」は百人一首にも詠われたことがあります。

お客様によって好き、嫌いの分かれる味ではありますが、
これこそが私たちが約160年守り続けてきた、
弁松ならではの味なのです。
■守るという仕事
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これまで長く続いてきたものを守る、という仕事は、
ただ今までのものを「変えない」という仕事ではありません。

変えるところは変え、変えてはいけないところは
しっかりと伝統を守る。
その選択を臨機応変にすることこそが、
江戸時代から受け継がれてきたのれんと味を
守ることだと考えています。

現在在籍しているスタッフも、
それを理解してそれぞれが素晴らしい仕事をしてくれます。

調理をしてくれる社員、折詰をしてくれる社員、
配達をしてくれる社員、販売をしてくれる社員……。
それぞれ一人一人の想いや努力が、
毎日折り箱に込められているのを感じています。
そうして毎日皆で力を合わせて、
一日ずつ弁松の歴史を更新しているのです。
弁松のこれから、社員のこれから
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弁松の弁当は、ただの消耗品ではなく、
かつての江戸時代を仮想体験できるような
想い出の品であって欲しいと考えています。

かつてのお江戸日本橋、現在の東京を代表するような
弁当として、より多くの皆様にご愛顧いただくことを目指し、
至福のひとときを感じていただけるような
商品にしていきたいと考えています。

また、その弁当の歴史を作っていってくれる社員の皆も、
協力して一日一日の歴史を更新しながら、
技術・知識ともに向上していって欲しいと思います。
いつもいつも、変則的な時間でも頑張ってくれ、
高い志を持って仕事をしてくれている社員には、
本当に感謝しています。
■これから仲間になる方へメッセージ
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約160年という歴史は、大切な歴史ではありますが、
私一人が抱えているものではありません。
その歴史は、一緒に働いている社員、職人と協力して築き上げられ、
そして何よりお客様によって支えられてきたものです。

当社には、弁松でなければ、とお弁当を
買いに来てくださるお客様がいらっしゃいます。

人に喜んでいただけること。
自分で物を作って喜ばれること。
それがこの仕事の醍醐味であり、
その目標に向かって真摯に努力すれば、
歴史は自然とまた一日一日と更新されていくのだと思います。

「打つ手は無限」という言葉があります。
今日も歴史を一日重ねていくために、
私たちが試すことができるアイディアは尽きることがありません。
あなたもぜひ、私たちと一緒に
人に喜んでいただける毎日を送りましょう。
代表(8代目)樋口からのメッセージ