社名 | 有限会社 日本橋弁松総本店 |
本社 | 〒103-0022 東京都中央区日本橋室町1-10-7 |
創業 | 1850年 |
設立 | 1948年10月 |
資本金 | 4,000,000円 |
事業内容 | 弁当とお惣菜の製造・販売 |
代表者 | 代表取締役社長 樋口純一 |
江戸時代の弁当の味を魂を削って守り続けています。
弁松八代目 樋口純一
弁松の甘辛の濃ゆい味は好き嫌いがはっきり分かれる味です。なので、何かのイベントや集まりの際にお使いになるのはとても危険です。お口に合わない方がいらっしゃるかもしれないからです。これまでにもお口に合わなかった皆様から「濃すぎる」「味を薄くしてくれ」「なんでこんな味にしているのか理解出来ない」など貴重なご感想をいただきました。しかし、申し訳ありませんがこの味は変えることが出来ません。この味そのものが弁松なのです。
さて、この濃ゆい味ですが、何の前知識もなく弊社のお弁当を召し上がると斯様(かよう)な悲劇になることがございます。
しかし、不思議なことに前もってなぜこの味になったかの理由や、本当に濃ゆいですから気を付けて下さいというようなご説明をさせていただくと、「思ったより濃くはなかった」「口には合わないけど納得して食べられた」など好意的なご意見が大部分になります。ちゃんと弊社のこだわりをお伝えしなければならないということですね。
この味を作るにはシンプルながらとても繊細な調理が必要とされます。毎日、夜中から職人たちが魂を削って守り続けている味です。江戸時代の弁当の味ってどんなだったのかな?と、江戸の文化の体験としてぜひ一度お試しいただければ幸いです。そして、すでに濃ゆい味の虜になった皆様には、どうか弁松初体験の方にこの味のうんちくをお話しいただけますようお願い申し上げます。
※「濃ゆい味」という言い回しに関しましては語感がいいので使っております。特に江戸の言い方というわけではありません。
たまにそれはいかがなものかという御意見を頂戴いたしますが好きにさせてください。
1850年 | 「弁松」創業 |
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1948年 | 「有限会社日本橋弁松総本店」設立 折詰弁当製造販売開始 |
2011年 | 永代工場稼働 |
2013年 | 新本店完成 |